ドラマーよよかちゃんと英語

どうもお久しぶりです。気がついたら9か月ぶりですか…。パソコンも動作が遅くなり立ち上げも億劫に、もっぱらスマホを眺める日々。このご時世、ブログそのものが古いメディアになっているのかもしれないですね。(と、なかなか更新できないのを時代のせいにしてみたりして…)


リンクを貼ろうと思っていると更新の手がまた止まるので、後でリンクは貼れたら貼るとして、この9か月で英語がらみで気になったもので覚えているのは以下のふたつ。

・天才ドラマーよよかちゃん


世界が尊敬する人100人にも選ばれたり、ライジングサンロックフェスティバル、日比谷野音にでたり、サマソニでサプライズで Fall Out Boyのステージに出演したり…ともうとんでもない活躍ぶりの8歳。何よりEllenに2回も出演していて日本人初の快挙じゃなかったかな。すごいですよね。PearlのYoyokaモデルもできたり。

で、何を注目していたかというと、よよかちゃんの叩くドラムは皆さんおっしゃるように「グルーブ」がすごいんです。思わずこちらの体も動いてしまうようなグルーブを作り出せる。


過去の記事(ドラム ドラム ドラム)でも紹介したのですがCrreedence Clearwater Revival のJohn Fogerty さんが、曲づくりについて秘訣を尋ねられたときに

まず声、歌声だろ。それがあって、次に欠かせないのは、俺から言わせれば、ドラム、バックビート。それで次にくるのが、ギターソロ。…で他の要素は全部飾り、補助的なものなんだよね。


と言っているんです。この、とにかくビートありき、という考え方は割と洋楽ではふつうなのかもしれないですね。Kanye Westが新曲の曲作りの場面をTwitterで紹介していた時も、まずビートから作っていたので。メロディーより先にビート。普段日本語を話しているときにまったくビートを意識したことがなかった自分には驚きの事実でした。


よよかちゃんには天性のビート感覚がありグルーブを自ら作り出せるセンスがあるので、だからこそ世界中の人から絶賛されているのだと思います。このビート感覚を持っている子の話す英語を聞いてみたい!と思ってかなり以前に探して保存しておいた動画があります。よよかちゃんが出場しファイナリストになったHit Like A Girl コンテストの宣伝動画。



予想通りビートを刻んだ聞きやすい英語で「やっぱり!」とにんまりした記憶があります。英語がまっさらな状態ですでにこのスタート。さすがですよね。今後の活躍もますます目が離せません。楽しみです。


長くなってしまったのでもうひとつはまた次回に!

中学英語 ①

来年中学生になる娘が



「すこし早めに英語やってみようかな…」


とつぶやきました。それを聞いた時のわたし ↓

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ついに来た、この日が。(内心号泣)  英語がきらいになっては元も子もないと、本人がやると言い出すまで耐えること約4年。この小さな灯を消さぬよう、慎重に育てていきたいと思います。

ちなみにこれまでの娘の英語との触れ合いの歴史はこちら。

 ・赤ちゃん: マザーグースを一緒に聴き過ごす。LeapFrog社の英語の音が出るおもちゃなんかも持っていました。 → でも英語の音や発音が伸びたようにはまったく感じない。母語は強し!

 ・幼稚園年長: 一緒にセブ島のオンライン英会話教室をやってみるも1年経たずに、嫌がって泣き出し、退会。先生もやさしいし、母もとなりで一緒にヘルプしていたのですが、人見知りが強い娘にはだんだんと苦痛に…。


 ・小学校: 公文で他教科と併せて1年ほどやってみた時期もありましたが、メインの教科や学校生活に慣れることなどを優先し、退会。 要領が良かったり、英語が好きな子どもには良いのもしれませんが、このままいくと英語嫌いになりそう、との恐れを感じました。何より日本語の読み書き、算数、学校の宿題などをまずはしっかりとやることで手一杯でした。今の小学生は私の頃よりずっと宿題が多くてなかなか大変です。

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と、いうわけで、娘のリクエストにより近所の本屋さんで選んだ教材はこちらの2冊。中を見てから決めたかったので今回はアマゾンではなく、実店舗で吟味してから購入しました。

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Amazonでも評価高いですね。 文法系をこれに決めた理由は、


① 分厚すぎないこと

② 解説がシンプル

③ 問題の量が多くない


ですかね。CDはついてるけど別に不要なので決め手ではありませんでした。 まずは単純なルールをざっとさらうのに適当と判断しました。 これを完了できたら、英検5級用のテキストや問題集でどんどん練習して中1レベルを固めていくのがよさそうかなーと漠然と考えています。

丁寧な解説がついたカラフルで分厚い教材もたくさんありましたが、たぶん嫌になるし、うちの娘はそこまで読まないと判断しました。薄くていいからどんどんやって捨てていく、それが早道かなと経験から感じたのでこちらを最初の1冊に選びました。


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二つ目はこちら。文法と単語の両輪のひとつ、単語です。 


単語集もザーッと本屋さんの棚すべてチェックしました。こちらを選んだ決め手は、

① ディズニー好きの娘のテンションが少しは上がりそう。

② 単語カード形式なので、切り取って単語帳が作れる(ただ、その作業はめんどくさい) 

③ 中学英語として必要な基礎単語はほぼ網羅されている。

の3点です。アマゾンでは「音声CDがついてないのが致命的」と書かれていますが、単語の練習もわたしが発音して一緒にやるので不要と判断。というか、自分自身CD聴きながら発音練習まじめにやった経験がありませんし、ネイティブの正しい発音を聞きながら練習したいならアプリがいくらでもあるので、そちらでやったほうがいいと思います。無料のものもたくさんあるし。

あえてアナログな単語カードにしたのは、娘の性格に合ってることがまず1番。スマホも持っていない子どもでもいつでもやりたくなったら自分で練習できるし、チェックが簡単ということが大きいですね。 スマホのアプリは便利ですが、スマホを開くと他の誘惑もそこにはあるわけで、大人でもなかなか難しい。まだ子どもなので、とりあえずはこちらの方式で進めます。

やり方は、

ステップ1: 私が英語で発音し、娘が日本語で意味を答える。 これで収録されている中学1年単語をとりあえず暗記

ステップ2: 私が日本語で言い、娘が英語で発音。 ステップ1が終わったら、1と混合しながら、こちらもできるようになるまで回す

ステップ3: ステップ1と2が終わってから、つづりが正しく書けるようになるまで練習。 こちらは中学入るまでには終わらないかもなー、と思っています。


ポイントはまず口頭のみで暗記を回していくということです。書けるようになるのはその後。いちいち書いてたら効率がかなり落ちるのでそちらは暗記してからになります。


中学1年単語が終わった段階あたりで、基本不規則動詞の変化、数字(1000までの数え方)、曜日、月などをもう一度さらって仕上げるかんじかな。この辺はせいぜい100個くらいで網羅できることなので、集中してやれば1か月もかからずに覚えきれる気がします。逆に言うと基礎単語と、この辺の活用などを叩き込むことは避けて通れません。いつかはやらないと行き詰まるので、早いうちに終わらせるのが肝。


自分だったらこの単語カードの教材は選んでいないと思いますが、その辺は個人個人の好みや適性に合わせて単語集を選べばいいのかなと。GSLの単語アプリだったら無料だし発音も聞けるし、効率的ではあるんですが、その辺はお好みですね。定着させるにはどの方法でも回さないとだめなので。



さて、道具はそろいました。小さな灯が消えずに、燃え続けますように…。静かに、おだやかに見守りながらサポートしていきたいと思います。がんばれー。



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まずは学校の授業についていけること、英語楽しいなと少し自信が持てるようになる、そのためのアプローチでした☆ 英会話ができるようになりたい! という要望が来ましたら、その時はまた別のアプローチが必要なので、その折にアップします。(というか、その辺のやり方はブログでもさんざん書いてましたね…。) 


Trevor Noah - Born A Crime

今 Kindle で Trevor Noah の "Born A Crime: Stories from a South African Childhood" を読んでいます。 

アメリカで人気風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会をつとめる、注目のコメディアン、トレバー・ノア。
「分断」の騒がれるアメリカでユーモアによって新しい風を吹き込む存在として、注目を集めている。
アパルトヘイト下の南アフリカで、彼の人生は「黒人の母と白人の父から生まれた」という犯罪行為からはじまった。
政府の目をかいくぐって暮らした幼少期、生き抜くために上達したモノマネ、悪友たちとの闇商売、モテなかった学生時代の淡い恋……
不条理な状況をユーモアで乗り超えていく母と子の生き様を描いた物語。



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ベストセラーで話題になってたので手に取った一冊。(Kindleだと英語版600円程度、お手頃です) まだ半分ほど読み終えたばかりなのですが、過酷な環境にも関わらずユーモアや独特の語り口でどこか明るく、痛快です。アパルトヘイトについて知らなったことばかりで勉強にもなり、また考えさせられます。印象にのこった一節の中から、語学にまつわる部分をご紹介します。


"I soon learned that the quickest way to bridge the race gap was through language."


"...That, and so many other smaller incidents in my life, made me realize that language, even more than color, defines who you are to people."


ともすれば命も奪われかねない状況でも、とっさに持ち前の語学力を生かし臨機応変に相手の話す言語を操り、ピンチを脱するTrevor。痛快です。生き延びるために身に着けた語学力、実体験に基づく様々なエピソードは、言語とは何か、その力について改めていろんなことを考えさせれました。おすすめの一冊です。


ほかにも書こうと思ったことが最近のできごとがいくつかあるのでそれはまたの機会に。

ビートのその先へ。

「兄貴(Olly Murs)の曲でビートをつかむ感じが分かってきた」 という嬉しいご報告がコメント欄に寄せられました。いやー、ほんとにうれしいです。兄貴のおかげです。よかった。


今日ラジオ聴いていたら、The 1975の"The Sound"という曲が流れてきました。初めて耳にしたのですが、これまたビートがなんとも素直。母音ドンピシャの音だったのでぜひご紹介したいと思いました。70年代~80年代の往年の懐メロっぽいですよねー。最初むかしの曲かと思ってしまった。




あまりにも素直なビートなので、もしかして…と思って調べたら、やはりOlly Murs と同じイギリス出身(マンチェスター)のバンドなんですね。素直なビートとイギリスは何か相関関係あるのでしょうか。

The Soundはぜひ歌詞を見ながら、ビートポイントに母音が乗ってくるかんじを味わっていただきたいです。

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コメント欄に寄せられた質問。

音楽でビートをつかんで、歌詞を聴きとるコツはつかんできたけど、実際の会話だとビートをつかむ感覚がイマイチ分からず、細かな音が拾いづらい。何かコツがあれば…。



そうなんですよね。実際の会話は、音楽のようにビートをつかんで、そこに乗ってくる母音をつかまえて聞き取るという一連の流れが格段に難しくなります。なぜなら会話では感情によってビートは早くなったり遅くなったりするし、話者によってビートは変わるし、一定ではないからです。会話に詰まったりすればそこでビートも途切れますしね。


ただ、会話でも一定のビートを刻んで話してくれる特殊なケースがあります。それは、ニュース英語。 プロおそるべし、です。木魚でも叩きながら話してるかな?というくらい、きもちよく一定のテンポを刻んで話してくれるので、音楽に慣れたら、次はニュース英語や、プロのポッドキャスト(ナレーション)英語が聞き取りには向いていると思います。


内容はぜんぜん面白くないですが、たとえばこちら



一定のリズム刻んで原稿を読んでくれるので、非常に聞き取りやすい。ちなみにCNNの人気アンカー Anderson Cooperは元はジャーナリスト出身だからかな、生粋のアナウンサーよりは聞きづらいかもしれません。慣れれば問題ないんですけど、最初はトレーニング詰んだアンカーのニュース英語がおすすめです。(いかにもアメリカのニュース英語!みたいな、ちょっとドラマチックに話すかんじのものがおすすめ。



でもこういったニュースだと内容面白くないのでなかなか聞きまくれないと思います。どっちかというとabcの方が身近で面白い話題も多いと感じます。

>> abc NEWS YOUTUBE CHANNNEL


また、映像があるとどうしてもそちらに意識が持っていかれるので、耳だけで聞く各ニュースチャンネルのポッドキャストがさらにお薦め。abc Nightlineはそのままポッドキャストになってるので一時は毎日必ず聴いていました。耳だけでイメージでできない場面のときは、同じ回をYoutubeで確認して見てみたり。

音楽→ニュース英語→さまざまなポッドキャスト→ドラマ→ふつうの日常会話 とたどっていくと聞き取りが楽になってくるかな、と感じます。

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ビートだけでいうと、African Americanの英語が一般的にビートに強めにのせてくるので聞き取りやすくなるはずなんですが、アクセントやスラングなどもきつくなってくるので一概にそうとも言い難いです。先日シカゴから来日した友人と話していたときに、ビートの話になりました。彼が「じゃあ"Ebonics"も聞き取りやすいわけ?」と言ったので(本当は全部英語ですが)、思わず聞き返してしまいました。


Ebonics つまり African-American Vernacular English (AAVE)のことです。


会話すらラップみたいに自然とビートきかせて話す方が多いように感じます。Lexicon Valleyで以前 Blaccent という回で話題に取り上げられていました。

>> Lexicon Valley: The Blaccent: What Does It Mean to Sound Black?




個人的にAfrican American Englishだなと私が弁別する要素は

① ビートにかなり強めに乗っていること
② 破裂音(P/B)が強いこと
③ THの音で舌をかなり前に出した状態で音を作ること
④ 舌が前方に位置されたところで全体的に子音が作られていること
⑤ 喉がリラックスした(深い位置)から発声されているケースが多い(が必ずしもそうでなくてもよい)

でしょうか。音声学や言語学はぜんぜんわからないので的外れかもしれませんが、耳だけで聴いていて、感覚的に感じるちがいです。言語学者が Ebonics という時は、その独特な文法も含んでのことらしいので、上に挙げた音のちがいは必ずしも弁別要素には含まれないようです。



Why We Need Ebonics Now from Sandra Garcia on Vimeo.




かなり脱線しましたが、おかげでいろいろと勉強になりました。

今回この記事を書くにあたり、ひさびさに英語を色々聞きましたが、心の奥底から湧き上がってくる喜びで全身の毛が逆立つような興奮に包まれました。やっぱり英語の音、だいすきです。



話題のもろもろ

アメリカでバズってる、明日全米公開の映画、Crazy Rich Asians 、日本でも公開が決まったようですね(9月28日)

ちょっと前にニューヨークの友人から動画が送られてきたので存在は知っていましたが、いろんな方向から情報が流れてき始めたので改めてチェック。アメリカ人の友だちは、「Singlish マジ何言ってるか分かんねー 笑」と言ってました。 文法もアクセントも独特ですよね。公開されたら観に行きます。



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Maroon 5 の Girls Like You 、 初めてMV見ましたが、錚々たる顔ぶれの女性たちがカメオ出演されていて驚きました。かなりのempowerment songだなーとゾクゾクしました。何度も見てしまう。毎日いろいろあるけど、がんばろう!年とっても自分らしく楽しもう!と思えました。





現在世界中でバズってるのは Travis Scott の 新しいアルバム Astro World。Grammy獲りそう。トレンドどんぴしゃの音。たぶん買います。






ほんといろいろありますよね…楽じゃない。でも楽しんでいきたいです。「あいつ、気楽そうでいいよな」と思われるくらいに、歯を食いしばって楽しんでいこうと思います。わたしにとって英語はいつも楽しいことを運んでくれる魔法の道具です。武士は食わねど高楊枝。

One of his few possessions when he died

夏休みも折り返し。息子のサッカーの練習の合間、ひさしぶりにポッドキャストを聴きました。

This American Life: #653 Crime Scene 。 
Act Three A Criminal Returns to the Scene of the Crime がすばらしかった。とても好きなエピソードです。生きるのは楽じゃないし、色々な失敗をするけれど、過ちは消せないけれど、それでも人生はつづき、そして人生は美しいと思わせてくれるエピソードでした。やっぱりポッドキャスト大好きだなーと心から思います。


>>A Criminal Returns to the Scene of the Crime


"He was clean. His counselor said that one of his few possessions when he died was a CD with this story on it."



このエピソードを開けばBobbyにいつでも会えるのに、もうBobbyはこの世に居ません。Podcastを長年聴いているとRe-runのエピソードの時にこうしたことがたまにあります。その度になんとも言い表せないきもちになって、ぼんやりと窓の外を眺めます。この人のことを覚えておきたいと思う。そしてもう一度最初から聴きなおします。これまでPodcastを通じて、そうした人たちに何度も出合いました。

Bored to Death

夏休み…死ぬほど退屈…


という訳ではなくて、先日ひょんなことから "Bored to Death"という昔のドラマをAmazonで見つけました。個人的に好みだったのでシーズン1を一気に視聴。英語の勉強にはあまり使えない気がしますし、好き嫌いが分かれるドラマだと思うのでお勧めはできません。Blue Joke多いし…。 でもなんか深夜にテレビ東京とかでひっそり流れてそうなドラマ。ひとりでぼーっと見てニヤッとするかんじ。好きな人は好き。それぞれに依存症気味なズレてる男たちが繰り広げる地味なコメディです。Paul AusterとかRaymond Carver とかの小説に影響されまくりの駆け出し作家の主人公。アメリカ文学好きな方はクスっと笑えるところがあると思います。


何より、映像とアングル、音楽がドンピシャで好みなんですよね。使われている曲がリストアップされているサイト、その日のうちにチェックしてしまいました。


万が一、気になる方がおられましたらAmazon Primeで無料なので、ぜひチェックを。



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