キープ する

それでは、一昨日変えてみた「何か」について書いてみます。大きな気付きを与えて下さったあきおさん、はなこさん、ありがとうございます。



なんだかモゴモゴ言っててところどころ分からない、母音が聞き取りづらい、というフィードバック、以前から頂いたことがありました。あきおさんからコメント欄でまた教えて頂き、「やっぱりもう少し拍が入る母音を強調しないとダメなんだろうなぁ」と考え始めたのが一昨日。



でもどうやって?


・声を大きくする?

・ゆっくりにする?

・息を強くする?

・はっきり話す?


どうしようかなぁと漠然と思っていたところでハナコさんが下さったアドバイスが見事にハマりました。


それでは参ります。変更点はふたつです。ではまずひとつめ。



アクセント(拍)が入る母音を出した後、その口の形をキープしたまま次の子音に移る



たとえば

画像


これでいいや。この文章を例にとりますと

"Stop being mean to people, ain't nobody got time for that."


※ 裏拍(英語リズム)的にリズムがこないかな、と思われる"to" "for" はちょっと色をつけないでおきました。 Kazyさんに両方ちゃんと拍が入ると指摘して頂きましたので修正致しました。


で、アクセントがくる母音(赤くしたところ)の口の形を、音を出した後もキープします。そのまま次の子音も出せるならその形のままいくってかんじです。でも STOPだと、どうしてもPで唇を合わせなければなりませんので、最後に唇を合わせることになります。PBMなどは仕方ないですね。ただ、基本は口の形をキープしたまま次の子音に移っていくってことです。


これはハナコさんからお借りした表現ですが、日本語のように1回1回、ひらがなを出すたびにベースポジションに戻ってはいけません。 そのまま移っていくのです。


基本的に、アクセントがくる母音の音は口腔内のスペースが大きいです。その形が維持される時間が延びるわけなので、響きが生まれやすくなる。また自然と次の子音へと移っていくために、流れができます。音が途切れなく変化していく。リエゾンが生まれる理由もこれなんだと思う。基本楽な方へ流れるのが英語(言語一般)ですから、いちいち口を戻さない。アクセント母音を出したら、そのまま口をキープして出せるなら次の子音も舌だけ動かして出しちゃえってかんじです。


前々回だったかな、3か国語を自在に操るスペイン語ネイティブからのフィードバックで



Not for any specific word Or phrase

As a general advice though, I would say that you should try relaxing your mouth a bit more

It feels like you're trying to pronounce each individual sound correctly

But the problem is that in English you don't have individual sounds, each sound affects the ones next to it

I'm not sure what you would call it in English but in Spanish there's a word for it

It's basically the shape of the mouth and jaw when you're pronouncing something

And it seems to me like that's the only thing you need to improve


とくに単語とかフレーズについてはないね。全体についてだけど、もうちょっと口をリラックスさせた方がいい気がする。それぞれ個々の音を正しく発音しようとしてるみたいだけど、実際英語には独立した音っていうのはなくて、隣り合った音どうしがそれぞれ影響し合うんだよね。だからそれが(ないのが)ちょっと気になる。英語でそういう表現があるかどうかわからないけど、スペイン語ではその現象を表現する単語あるんだよ。大体、発音するときの口と顎の形が関係してるんだけどね。改善するところがあるとしたらそれ位かな。 (若干意訳)



というものがありました。これが見事に改善される気がするんです。彼は「口をリラックスさせる」と表現しましたが、むしろ我々日本人からすると、口を緊張させるかんじです。アクセント母音を出したら、その口をキープしなければなりませんから。


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それではふたつめのポイントです。


アクセントがきたときのシュワ母音(本当はシュワとは呼ばないですね、【I】とか【Vのさかさまマーク】【u】)は、もっとお腹に力をこめてグッと押し出すように大きく出す


です。シュワ(曖昧母音)と基本同じように出す(咳払い、カラ咳方式音, glottalsopをかける母音)ですが、違いは、かなり前に押し出すような意識でがっつり出すってことです。



シュワと同じように出しちゃダメなんですね。区別をしっかりつける。そしてこれをすると、なぜか子音が際立ってくる気がする…。理由はアホなんでよく分かりません。まだ。


前回の記事でネイティブからは発音の前に、むしろその変てこな節回しや日本語リズムをなんとかしたらどうか、という意見が多かった訳で、あまり説得力はないかもしれませんが、お役にたつといいなと思います。


相変わらず一進一退の攻防は続きます。ちなみに、もうひとつ発見中のことがあるので、それも近いうちにアップしたいと思います。また見当ちがいじゃありませんように…。溶けるような暑さが続いております。どうぞ無理なさらずお過ごしくださいね。子どもの夏休みも折り返し地点、がんばろう。


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この記事へのコメント

あきお
2013年08月12日 01:15
度々失礼します。ハナコさんの言われたベースポジションに戻さないという所がとても興味深いです。私個人のアメリカ英語のイメージはオートバイのモトクロスのように、リズムに乗せて勢いで連続してガンガンいっちゃうみたいな感じがします。4サイクルエンジンでなく2サイクルエンジンのような荒々しいリズムかな。バイク乗りの独り言でした。
Yossy
2013年08月12日 17:42
>あきおさん

バイクですか…。ライダーではありませんが、ブォンブォンブォン、という例の感じでしょうか。ああ、だからアメリカ人はバイクが好きなんでしょうか…(笑)なんて、そんなことはないか。たしかにバイクって分かりやすいかも。今までトラクターに乗っている感じでしたので、バイクへ乗り換えなければ。
あきお
2013年08月12日 20:28
バイクマニアでないとエンジンとか言っても分かりにくいんですが、モトクロスってジャンプしたり後ろのタイヤを滑らして曲がるんですが、勢い任せなところがあって、英語は舌を呼吸に乗せて勢いで動かしてるような感じがします。エンジンは大きく2種類。車のエンジンは規則正しくボロボロと音のする4サイクルエンジンです。原付スクーターで青い煙が出るのが2サイクルです。これはタランタラン タッタッタタラッタッタという感じで強弱のリズムがあります。おわりー。
Hanako
2013年08月12日 20:47
あきおさん、こんにちは。
(Yossyさん、コメント欄をお借りして失礼します。)

ホームポジションという表現が出てきた経緯について、少しご説明します^^
先日、Yossyさんから、どうやらネイティブが言う緊張しないで、という感覚と、我々のそれとは、意味合いが違うような気がする、とお聞きしたのが発端です。
Yossyさんがお書きになっている通り、日本人は、緊張を解くときは、口元が次の発音にかかれるように、唇が閉じた状態になりがちだと思います。それを、あえて、前に発音した形のまま、次の発音に移る、気がついてみれば、あ、そうか、という事でした。
Yossyさんからこのコツをお聞きした際、自分の理解が正しいのかどうか、確認するために、「つまり、口をいちいち、ホームポジションに戻さない努力」が必要なんですね?と念を押させていただきました。

いつも、切磋琢磨しながら、惜しげもなくヒントを与えてくださる、YossyさんとKazyさんには、心から感謝しています。協力してくれるネイティブに対しても、同じ気持ちです。
まさに、インターネットの恩恵をひしひしと受け、今の時代に間に合って良かった、としみじみしています。
あきお
2013年08月12日 22:09
hanakoさん、初めまして。経緯が分かりました。言葉を区切って話すのに口を噤むのが日本人の習性なのですか。なるほど。英語を話す人の口元に締まりがないと感じることがあるのはそのせいかも知れません。私は英語喉の経験者ではないのでその辺りの感じ方が違うのかもしれませんが、もう少し力を抜いて動かしやすい口や呼吸にしておくのが緊張するなということのように聞こえました。
Hanako
2013年08月12日 22:50
あきおさん

すみません。
ホームポジションという言葉がどういう経緯で出たか、について書きすぎてしまいました(大汗)
Yossyさんの書いていらっしゃる内容と私の理解に、大きなかい離があるかも知れません(いや、きっとある。Yossyさん思わず苦笑い)
あきおさんのおっしゃる、

>「もう少し力を抜いて動かしやすい口や呼吸にしておくのが緊張するなということのように聞こえました。」

が正解です。混乱させて申し訳ありません~
Yossy
2013年08月12日 23:16
>Hanakoさん 

ご参加ありがとうございます!かい離なんて全くございません。ばっちりです!私が説明が下手な分、助かりました~。

「日本人は、緊張を解くときは、口元が次の発音にかかれるように、唇が閉じた状態になりがちだと思います。それを、あえて、前に発音した形のまま、次の発音に移る」

すばらしい。そうか、こういえば良かったんだ、という感じです。

皆様のお陰で、どんどん育ってゆくこのブログです(笑)これからもどんどんお願いします!
あきお
2013年08月13日 04:38
@Hanakoさん
Hanakoさんの音声もありましたら聞いてみたいです。私の音声もようつべで後日アップできると良いと思います。yossiさんと他の英語喉経験者には発音の共通点があるような気がしました。リズムの前に子音と母音の音です。英語喉実践者は批判されてきたと聞きました。私は素直に聞き取れないので何が言いたいのか意味が取れないだけです。もし出来ましたらお聞かせください。
あきお
2013年08月13日 06:26
@Hanakoさん 英語喉ライブ12.09.29で話されているのはhanakoさんですか。この時点からどう変化したいか聞いてみたいです。
Hanako
2013年08月13日 12:12
あきおさん。

私の発音は、おっしゃるとおり、子音も母音もまったくなっておりません。
おそらく、恥を忍んでわいわい、参加した例のライブをお聴きになったんですよね?
たぶん、わたしです^^;
全くお恥ずかしいです。
さらに、あれ以降、まったく声質も子音・母音も変わっておりません。
音声公開。ひらにご容赦を~(大汗)
あきお
2013年08月13日 12:39
はい了解しました。調子に乗りすみませんでした。

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