そこに君はいなかった… または "Squeezed-Out Syllables" のはなし

さて引っ張りましたが、さいきんKazyさんから頂いた大きな発見について、まえすとろ英語の中で言及されましたので、こちらでもご紹介させて頂きたいと思います。


これは私の中でかなり大きな発見となりました。英語をナチュラルに話す上で、英語のリズムが最大のポイントだとすると、このポイントもやはりベスト5に入るのではないかと思います。これをしないとリズムに遅れていっちゃいます。


では、本題 行きます!


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まずはズバッと核心。


3シラブル以上の単語では、アクセントがこないところの母音(シュワ)は そもそも発音してない


これ、Kazyさんに言われるまで全く気が付いていませんでした。(あ、このルールは今のところたぶんそういう法則だろうと私が勝手に思っていることです。のちのちもう少し正確なルールができるかもしれません)


で、これ ”American Accent Training” の18ページにも書いてあったんです!!! 流してた--------。読んでたけど、流してた…。そこにも気が付かれたKazyさん、さすがすぎます。 Amrican Accent Training をお持ちの方は是非18ページを開いてご覧ください。例として1覧があるはずです。
"Intonation can also completely get rid of certain entire syllables." (American Accent Training, p18) の下ですね。

これ、たった10センチやそこらしか割かれてないポイントなのですが、日本人アクセントの元凶の双璧のひとつです。だと思います。



Verious とか ベアラスって感じで発音されますよね。特に会話だと。corporal も corprl になっちゃう。この点が話題になったとき、そこにブライアンもいたのですが、「そうそう、そもそも言ってねー!」って言ってました。スペルと発音ちげーんだよ、と。「probably は problyって発音してっからよー」とブライアン。


で、ひたすら、弱くでもすべてを発音したパターンと、アクセントが来ない位置のシュワ母音をそもそも言わないパターンと交互に聞かせたところ

"Definitely, 2nd is natural, native-like"

って言ったんですよー!!!言ってないなんて、そんなこと気が付いてました?って、辞書見るとたしかにそういう発音記号になってたりすることもあるんですよね。そもそも言ってない…。もちろん単語1個を強調する場合なんかはきちんと発音することも稀にあるわけですが、会話だと言ってないことが多い。少し弱くでも発音すると、アクセントがある非ネイティブの英語、って感じるとも言ってました。



でも、これは日本人が通る道、ローマ字を学校で習っちゃったために、陥りやすい罠ですね。すべての母音を弱くても発音しようとしちゃうんです。っていうかしてました。そこにあるアルファベットを言わないなんてありえない、という感覚。英語リズムに乗れるようになっても、ところどころ遅れることがあったのはこのせいか、と鳥肌ものの瞬間でした。言ってないんです。そもそも。言ってないかわりに子音が重なるから、ほんの少し息が止まるような間がそこに生まれる。コンマ何秒の。そこに間はあるけど、母音はないんです。



これアメリカ人だけなのか、と思って、イギリス人の友人にも確認したんですけど、そうしたら


「ああ、そうだね。言ってない」


って言ってました。 「ごめんね気が付けなくて…。ネイティブだから当たり前すぎて気が付かなかったよ…」と。
とあくまで丁寧な紳士。



アクセントが入る母音は長めにちゃんと出す。そこにリズムも乗せなくちゃいけませんからね。


というわけで、まえすとろ英語の中でも触れられていたこの現象、自分のなかでかなり大きな点だったので記事に起こさせて頂きました。



9 Aug 13 音声追加 音がかなり大きいです。すいません。






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この記事へのコメント

あきお
2013年08月08日 23:42
Problyはエルビスの歌の一節に出て、そこで覚えた気がします。英語話者の猿真似しかないと思うのはそういうことです。日本語もけっこう省略されて言われてる言葉おおいですしね。アクセントトレーニング引っ張り出して見ます。
あきお
2013年08月08日 23:54
シッタカですいませんが、familyのi それと memoryのo も歌の中では発音されない事が多いと思います。聞こえたままに言ってきたので日本人の英語関係者には直されることが良くありましたが、自分の耳を頼りにしてきました。
Yossy
2013年08月09日 08:23
>あきおさん

ご自分ですでに到達されていたのですね。さすがあきおさん!familyもmemoryもアクセントトレーニングの一覧の中にもありますね。やはり3シラブル以上で、仰る通り、アクセントが来ない位置のシュワが消えていますよね。ご自分の耳を頼りの進んでこられたたのこと、ジーンと胸が熱くなるエピソードでした。こちらは受験英語を中心にやってきてしまったため、どうしてもスペルが先にありきで、そのため、要らない音まで発音しなければ!という思い込みがあったようです。歌などは特にそれだとついていけなくなりますよね。ある程度原則が分かると自分でも予想をつけて発音したり聞き取りもできるので、「あ、これも同じパターン!」というものを見つけると嬉しくなるこの頃です。
あきお
2013年08月09日 16:50
今日も熱いですねー。アクセントトレーニングはあまり読んでなかったんですが、百万人の英語で既に知っていました。発音矯正の番組はハイディ矢野というLA育ちの日本人講師が担当していたんですが、公開番組に学生が沢山参加して発音を競い、矯正されていました。そして笑いもあって楽しい木曜日でした。あれをyossyさんに聴かせたいくらいです。でも昔の話。彼の書籍は今でも買えると思います。この前、アマゾンで買いました。そういうことでがんばりましょう。
Yossy
2013年08月09日 17:45
>あきおさん
ハイディ先生の発音本持っていますよ~(*´∀`*)たのしいですよね。楽しみながら固定観念をぶち破るのにすてきな本でした。『アラアラ』とか『ゲラゲラ』とかたくさん楽しい法則がありました。今でもたまに眺めたりしますよ。実際にお聞きになってらしたとのこと、うらやましいです!ちょっと脱線しますが、実はまた大きなブレークスルーが本日ありました。(本当か?!)なるべく早くアップします!あきおさんにはすでに当たり前のことかもしれませんのでご期待の添えるような情報ではなかったらごめんなさい(汗)ということで、近いうちに発見したふたつのことをアップしなければ。がんばりまーす。
あきお
2013年08月10日 02:20
ああ、そうだったんですか、よかった。あのメソッドは当時画期的でした。歌を使って覚えた回もありました。おもしろかったなあ。yossyさんの研究の内容をシェアしていると楽しいです。暑い毎日ですからご自分のペースでやりましょう。
あきお
2013年08月10日 02:35
すいません、音声が追加されてましたね。感想ですが、ベースの音というか息が強く出ていて、今回は驚くほど聞きやすいです。ちなみにyossiさんの日本語の地声に近い感じで息をしっかり持続的に出した場合どうなるのか聞きたいです。yossiさんの日本語はかなり好きなので。今回は何かがちがう!
Yossy
2013年08月10日 09:08
>あきおさん
この一進一退の攻防、楽しんで頂けて本当にうれしいです。そのためにブログをしているようなものなので(笑)

「今回は何かがちがう!」 

本当ですか?!やった! 実は「何か」を変えました。昨日気づいて、試してみたばかりなのでまだ安定しませんが、もしかしてこれが英語の音の厚みを作っている秘密なのか、とドキドキしています。そうだったらいいのに! まだ慣れないので安定しない上、声も少し地声とは異なりますが、だんだんと自然な声に収まっていくかな。引っ張って申し訳ないです。次回その「何か」について書きます!ちょっとネイティブからの反応も今日集めたいと思っています。
あきお
2013年08月10日 10:04
どうやったのか楽しみです。以前の音声はひとつの音が揺らぐ様な、ぶつぶつ切れてしまう様なイメージがあります。今回の音はそれに対して、持続的な強さがあります。ちょっと元気の良いアメリカ人女性のような感じがしました。ネイティブの反応は如何に。
あきお
2013年08月10日 10:52
更に数回聴いてみての感想ですが、出だしのhelloのo,途中のof courseのo をもう少しオに近いはっきりした喉の奥の音にしたほうがいいかも。それとhello everyone how are you? ではhello everyoneまで一気に言って早すぎる。helloのヘ、everyoneのエをはっきり言った方がいいかも。youの中にRがかった音があります。なるべくアーrを入れない様に努力されているのが分かりますが、一気にまくし立てる感じがするので間というか、伸ばす所があってもいいかなと思います。ヘッドフォンで聴いてますが部分的に聞き取れない所があるので全文書き出してもらえるとよいのですが。
あきお
2013年08月10日 11:17
すいません度々、youtubeでバーリンガールちかサン動画がありますがYou knowの使い方の説明の動画をたまたま見ました。アーrの代わりに使ってみてはどうかなと。後一つ、ハイディ矢野の番組で良く出てきたvacationの発音はバケイションではなくてあっかんべーのベーで始まります。ボン ヴェケイシュンです。
Yossy
2013年08月10日 14:17
>あきおさん

たくさんフィードバック、そして貴重なアドバイスありがとうございます!ひとつひとつ確認しながらチェックしてみます。音の変化があるかだけ確認して頂きたくて、今回ちかさんの最新の会話部分を最後ちょっとパクらせて頂いちゃいました。なにも思いつかなくて…、はは。

You knowの3パターン、私もその回拝見しました。もっと"Rrrr..."を別のfillerに置き換えて行った方がいいのですね。了解です!またvacationの発音のコツもありがとうございます!本当に助かります(涙) 現在続々と(っていうほどでもないですが)ネイティブフィードバック収集中です。

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